Steatite磁器 ステアタイトじき

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

原料は滑石を主成分とし、これに焼結性・電気的特性を向上させるために少量の粘土・炭酸バリウム・アルミナなどを添加して調合・成形し、摂氏一三〇〇度前後に焼結した白色磁器であります。クリノエンスタタイトを主要構成鉱物としていて、従来の磁器に比べて高周波損失が極めて小さい。電気的特性や機械的強度についてはアルミナやベリリアすぐれてはいないが、高周波磁器としては最も廉価で寸法精度もよく、特に過酷な条件を要しない個所には十分使用できるので、広く一般的に使用されています。(『セラミックスの展望』)

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