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鶴田 純久の章 お話

名。清朝光緒年間(1875~1908)の江蘇省江浦の人寂園の著。上下二巻。『瓷学』または『古瓷彙考』とも題する。中国では『陶説』および『景徳鎮陶録』に次ぐ陶磁の専門書。主として明・清の陶磁を反覆論評しているが、随時筆録の体裁で、詳しいことは詳しいが著者自らもいうように未だ体系が整えられておらず、初学者には特に望洋の歎がある。立派なものではあるがなお不満な点も多い。『飲流斎説瓷』はこれを組織的に叙述したものといえる。

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