青木木米(1767-1833年)は江戸後期の京焼を代表する陶工。
「識字陶工」を自称した文人であり、画家としても著名であります。
中国や朝鮮の古陶磁を研究し、その成果を趣味人としての多彩な作陶に反映させました。
この提重の文様は明時代後期の万暦年間の染付に倣ったものであります。
「古器観製」の針描き銘があります。
古器観は木米の号の一つ。
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