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鶴田 純久の章 お話
須恵器 子持高杯
須恵器 子持高杯

Sue ware: seven clustered cups on stem plate. Excavated at Shimo-Ashimori, Ashimori-machi, Okayama. 6th century. Height 28.0cm. TokyoNational Museum.
岡山県吉備郡足守町下足森出土
6世紀
高さ28.0cm 全径36.5cm 底径18.8cm
東京国立博物館
 二段透かしの裾の大きく拡がった台脚をもった、扁平な円盤状の高杯の上に蓋杯七個を載せたもので、中央に一個、周囲に六個を並べています。杯蓋は扁平な円鈕をもった通有な形態のもので、肩の段から裾拡がりとなり、それと対応して杯身の蓋受けのかえりは短く内方に傾斜していて、6世紀後半代のものであることを示しています。

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