飴釉瓢形水指 初代大樋

飴釉瓢形水指 初代大樋
Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話
飴釉瓢形水指 初代大樋
飴釉瓢形水指 初代大樋

Ōhi I: gourd-shaped water jar, amber glaze
Height 19.0cm
高さ19.0cm 口径12.7cm 高台径17.8cm
 胴を締めた瓢形の水指で、ざんぐりとした手捏ねらしい作振りです。しかし、口まわりの作りや肩にめぐらされた線彫りはなかなか非凡なできばえです。信楽の水指を写したものらしく、全面にかかった飴釉は薄く、釉の下に砂気の混った土膚があらわれていてむしろそうした素地膚のおもしろみを生かして飴釉をかけたものと思われます。底は渦状に箟で平らに削り上げ、縁まわりに畳付を細く残しています。胴には大きく幅広の縦箟目を入れ、底の内側には飴釉ではなく赤楽釉をかけています。侘びの茶にふさわしい作振りです。

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