牛若 うしわか

牛若 うしわか 志野茶碗

志野茶碗。端正で、おおらかで作振りのよい茶碗です。口縁の山形が柔らかい線をみせています。鉄絵具で描かれた橋と水車、一方には山でしょうか、三角が三つ並べてあります。そこから五条大橋を連想して「牛若」と命銘したのでしょうか。この鉄絵は少し銃がかった紫色を帯びていますが、志野茶碗の鉄絵は、赤みの中に寂びた紫色を帯びているのを喜びます。釉はずぶがけで三角の土をみせ、細かい柚手肌が白く美しいです。大振りだが意外に軽いです。作者の熟達を示すものでしょう。《付属物》箱-桐白木、蓋裏書付益田鈍翁筆《伝来》藤田家《寸法》高さ7.4~7.8 口径12.2~12.4 高台径6.3 同高さ0.7 重さ445

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About the author : Yoshihisa Tsuruta

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