Tokoname ware: beaked jar. 14th century. Height 18.3cm.
14世紀
高さ18.3cm 口径16.7cm 胴径22.5cm 底径 13.5cm
14世紀後半代から大甕をそのまま小さくした広口の算盤玉形の小形甕が出現してきます。常滑では後世の利休の命名に因んで、「不識」と呼んでいますが、その本来の用途は明らかでありません。中世墓地から蔵骨器として発見される例がかなり多いです。本器はその初期に当たるもので、口縁の一部に片口状の注口をつくっています。
