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鶴田 純久の章 お話
絵唐津 藤文 四方 皿
絵唐津 藤文 四方 皿

高さ5.2cm 口径17.9×18.6cm 底径5.2cm
 円形の皿の四方をわずかに立ち上がらせ、 四隅を摘んで撫四方形にした皿で、高台は低く削り出され、 見込にのびやかな筆行きで藤棚の文様を描いています。 おそらくかつては五枚揃っていたものらしく、他に二枚見ています。 甕屋の谷窯の向いにある市若屋敷窯から同様の陶片が出土しています。

絵唐津沢瀉文四方皿

高さ5.2㎝
口径17.9×18.6㎝
高台径5.2㎝
 藤の絵の皿として古くから有名な四方皿でありますが、葉の形が三葉形で藤と違うし、天地を逆に見て、志野にも例のある沢潟とする方がよさそうです。
しかしそれにあまりこだわることもないようです。
要はその描筆の暢達した誕しさが見られさえすればいいのだから、この肌は形も洒落ています。
円い皿の四隅を指でつまみ、四辺を少し内側へ抱えるように撫で起し、四方入隅の形に仕立てたもので、当然これは美濃陶の形から発した意匠であります。
茶懐石の八寸か向付に用いられたものであることは、同じ皿が他にもあることで知られます。
もとは五枚か十枚の数物だったのであります。
甕屋の谷窯近くの市若屋敷窯の産と推定されます。

絵唐津水草文四方鉢

十七世紀初期、甕屋の谷窯
高5.2 径17.9
鉄分の少ない土で、掌で四方を押しています。高台は直立形で、おもだか三日月高台となっています。鉄砂で沢瀉を描き、厚く長石釉がかけられ、右上方にかけはずしの窓があり、景色となっています。長石釉は還元焼成により灰白色に発色しています。

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