高さ5.5cm 口径16.4cm 底径6.1cm
田中丸コレクション
ざんぐりとした撫四方の向付で、 五客揃っています。 高台は小振りに削り出され、 赤い土膚を見せ、見込には芦と忍草のような文様が口まわりにめぐらされています。 高台の作振りから推して内田皿屋窯の作と思われますが、 阿房谷から似たものが出土しているので判然としません。
絵唐津向付(五客)
十七世紀初期 阿房谷窯
高5.5 径11.5
五客のうち四客が同じデザインで、一客だけ少し異なります。胎土のやわらかいうちに口縁部を押し曲げて四方につくっています。 長石釉が灰白色に発色しています。見込みは阿房谷窯特有のひょろっとした草文です。
