Tamba ware: three-handled jar with tree design. Preserved at Kokonoe, Kumanogawa-machi, Wakayama. 14th century. Height 39.7cm.
14世紀
和歌山県熊野川町九重伝世
高さ39.7cm 口径16.0cm 胴径39.0cm 底径19.5cm
和歌山県新宮市熊野川町九重の民家に伝世し、茶壺として使用されていたものである。くの字形に外反する短頸壺で、胴は肩の張った算盤玉形をしています。紐土巻き上げの四段はぎづくりで、肩に二重になった環状の耳が三箇所に付いています。耳と耳の間に根を生やした樹文を三箇所、描きで刻んでいます。また、胴に 「建」の刻字がある。