Tamba ware: jar. 16th century. Height 30.5cm.16世紀高さ30.5cm 口径35.0~36.0cm 胴径40.4cm 底径23.0cm 16世紀末かあるいは17世紀に入るかも知れません。桃山時代には、この種の甕は小形になり、別に備前系の大甕が登場します。この小甕は紐土巻き上げづくりで、口縁は大きく水平に折り曲げ、幅1.3cmの緑帯をつくっています。焼き上がりは良好で、赤褐色を呈し、黄緑の自然釉の部分が剥落して、灰色の素地をみせています。