金襴手六角瓢花入 きんらんでろっかくひょうはないれ

金襴手六角瓢花入
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鶴田 純久の章 お話
金襴手六角瓢花入
金襴手六角瓢花入

この手を赤絵金襴手赤玉と称します。
上段と下段に赤丸が抜いてあり、ふつうそこに金彩で文字や絵が描かれていますが、この角瓢では判然としません。
明代嘉靖年間の景徳鎮窯の製。
景徳鎮では宮廷用器をつくる官窯と、民間陶磁器を供給する民窯とがあったが、伝存するものがこの中国本土にはなく、日本や東南アジア・中近東に多く伝わるところから、輸出用に民窯でつくられたものと思われます。
赤絵金襴手のほか、色無地の上絵の肌に金彩を施したものもあり、上絵の色によって萌黄地金襴手・瑠璃地金襴手などと称します。
【寸法】 高さ:27.5 口径:2.5~2.9 胴径:(上)9.7~10.4、(下)13.6~15.9 底径:7.7~8.7 重さ:1040

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