色絵七宝文重食籠

色絵七宝文重食籠
Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話
色絵七宝文重食籠
色絵七宝文重食籠

Wazen: tiered food box with cover with shippo (interlocking circles) design, enamelled ware
Height 13.4cm
高さ13.4cm 口径16.4×19.9cm 三脚
 保全の子、和全の代表作です。和全は幕末から明治にかけて金襴手など父保全の作風を倣うとともに、やはり独特の陶技も示し、父子二代にわたって京焼に大きな足跡を残しました。和全の得意とした意匠に、織物の布目を生かした文様表現があり、この団扇形の陶製重箱はその代表作です。蓋には丁子と花鳥文、側面には大振りの七宝文をあらわして、いかにも京風といえる粋な意匠です。底裏は土見せで、三方に低い脚をつけ、中央に和全常用の「永楽」の印を捺しています。

前に戻る
Facebook
Twitter
Email