小倉色紙 おぐらじきし

小倉色紙
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鶴田 純久の章 お話
小倉色紙
小倉色紙

伝藤原定家筆。
『百人一首』。
藤原定家(1162~1241)が小倉山の山荘の障子に押していた色紙と伝え、「小倉山荘色紙」の名もある。
宗祇(1421~1502)は伊勢の国司北畠氏から「小倉色紙」百枚を押した屏風一双のうち半双を贈られたとも、東常緑(1401~94)から半双を与えられたとも伝える。
『亜槐集』(飛鳥井雅親の家集)には、雅親(1417~90)が宗祇に「定家卿のかれたる色紙」を与えたと記している。
天文二十四年、紹鷗が宗久宗二を招いて「天ノ原」の色紙を用いて以来、茶の世界で古筆の一級品としてもてはやされるようになった。
【伝来】尾張徳川家
【寸法】本紙縦18.5 横15.3
【所蔵】徳川黎明会

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