
伝来
加賀島林家
寸法
高サ4.9cm
口径5.2cm
底径2.8cm
重サ55g
この香合は、番付では前頭二段目に位し、少し手軽くしるされているものである。しかし、気がきいて、文様が鯉に桜の花が散ったように見えるところから、その気分を汲んで賞美するところに面白味があろうか。
なかにも、総黄色に白檀の色合いが、はなやかなところが、とくに賞賛されたわけであろう。
幕末の頃、金沢において、島林家が所持して、同地の茶人たちが喧伝していたものである。
同種のものは他にあるけれども、色合いがおとるため、あまり知られていない。
ただ藤田家の蔵品がこれにつぐものか。
形はやや宝珠型にちかく、図版で見るとやや大振りにみえるが、凜々しくしまっている。

大中小彩色種々「あこた」は南方産瓜なり 参考品



