
付属物
箱 桐白木書付
同蓋裏書付 片桐貞芳筆
挽家 黒塗
寸法
高サ7.3cm
胴径8.9cm
青貝名物香合として、もっとも著名な、数個伝来のうちの一つで、茶道の創成期によく会記中に特記されているものである。
すわり布袋に、宝ずくしをちらした図柄が約束で、古渡りと称されているのは、中国元時代あたりの作品でもあろうか。
周囲の文様は他に幾種類かあるが、やはり室町時代に、何個か舶載されたのであろう。
いずれもこれらは、名物帳に記載されている。
この香合は、片桐石見守(石州)所持と箱にしたため伝えている。また、後裔にあたる片桐貞芳は、箱書に次のようにしるしている。
京都 松田家より先祖に伝来の由緒書、ならびに太閤時代茶人針屋宗春自筆書判の添書一通之有り、この度これを記すものなり、安永八年 署名 云々





