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唐物 青貝蘆葉達磨

唐物 青貝蘆葉達磨
唐物 青貝蘆葉達磨

千家名物

付属物
挽家 唐物 朱塗 金具付
箱 貼紙 書付
添盆 唐物朱塗菱形 裏青漆
添状 千宗旦より織田有楽斎あて

伝来
織田有楽斎―建仁寺―千家

所載
千家名物記

寸法
高サ3.3cm
底径6.8cm

 この香合は、昔、織田有楽斎が所持して、その後、菩提寺の建仁寺正伝院に伝来していたもので、元伯宗旦の長文の添状があり、『千家名物記』に記録されている。
 おそらく中国僧侶の所持品とおもわれ、蓋の表面には、一葉の蘆にのった達磨が青貝でえがきはめられている。また、周囲をめぐって、これまた青貝でもって「一箇渾身是何者」と一巡してかかれている。
 黒塗の褪色から察すると、中国は元時代ぐらいのものではなかろうか。
 添盆は、唐物朱塗菱形、裏は青漆である。
 筆者は、大正の初期、住友春翠男爵の先考法要の際の茶会にこの香合が用いられたとき一見の栄を得たが、通例の青貝香合と趣を異にして、禅趣味の横溢していることに敬服した。

添状 千宗旦筆
猶々近々相差御上京可ヒ成と奉存如例候も一服申上度候。
当十八日之貴翰、忝拝見仕(候)。
下使候便。急便ゆへ、不対御地先以其地御堅筆目出奉存候。
我等此ノ懸笠二而独吟計、朝夕用事相暮申候。
一被仰下候。香合之事ハ日外之便風承候へ共、失念疎意ニ候。若天祐和尚へ布袋二而候へば、所望可申候。
人外紀州へ参候都合ニ而御座候へく候。
表とふたのかはニ一箇渾身是何者此句をふたのかはニいれ候。
達磨も皆々青貝にて候。
御用候ハゞ又々可承、才覚仕候て可申候。猶追而以書状可申通候。恐惶謹言
八月廿五日(宗旦 花押)
織田有楽様 不審

挽家 唐物 朱塗 金具付
挽家 唐物 朱塗 金具付
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