朝吹柴庵 あさぶきしあん

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鶴田 純久の章 お話

明治時代の実業家。
1849年(嘉永二)豊後国(大分県)に生まれました。
名は英二。
村上姑南に漢学を修め、1869年(明治二)大阪に出て、翌年福沢諭吉の開国思想に反感を抱いて暗殺を企てましたが、かえって説得されてこれに師事し、上京して慶応義塾を卒業、実業界に入りました。
のち三井財閥に重きをなされ三井合名参事となりました。
晩年茶を好み、道具の鑑識にも長じていましたが、奇行も多かったです。
東京高輪(港区)の自邸に茶席柴庵を建て号としました。
1918年(大正七)没、七十歳。

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