珠洲古窯址 すずこようし お話 X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2011.06.242023.08.07 石川県能登半島の東北端(珠洲市)に成立した須恵器の末流とみるべきもので、壷・甕・鉢の三種が主に焼かれています。カーボンのしみた黒々とした素地・肌をもっているもので、タタキという成形手法が主であることも特徴の一つでありますが、タタキ手法によらないものには櫛目文が施されています。石川県・富山県に広く作品は分布していますが、鎌倉後期から室町初期にかけて隆盛に向かい、室町中期に消滅したものと考えられています。珠洲焼とも呼ばれています。