能登国櫛比村寺口(石川県1至郡門前町)にあった総持寺本山において、1840年(天保一一)に楽了入がつくったという茶碗・香合その他の茶器類があります。
その作行は了入に相異なく、了入が用いた楽字印を押し、箱書もよく似ていますが、どの器にも必ず「後見九代了山」と書いてあります。
了入は楽家の九代でありますが、「後見了山」の意味は解し難いです。
またいずれも箱書に「赫嶽山現方丈室額残土以制」と記してあります。
赫嶽山は総持寺の別称。
(松本佐太郎)
総持寺焼 そうじじやき
お話
お話能登国櫛比村寺口(石川県1至郡門前町)にあった総持寺本山において、1840年(天保一一)に楽了入がつくったという茶碗・香合その他の茶器類があります。
その作行は了入に相異なく、了入が用いた楽字印を押し、箱書もよく似ていますが、どの器にも必ず「後見九代了山」と書いてあります。
了入は楽家の九代でありますが、「後見了山」の意味は解し難いです。
またいずれも箱書に「赫嶽山現方丈室額残土以制」と記してあります。
赫嶽山は総持寺の別称。
(松本佐太郎)