東京の陶器。明治末年から大正初年にかけて、徳川達道がその自邸小石川区林町(文京区)大樹園で手なぐさみにつくり、今戸の陶工水野喜作に焼かせたものです。その器には「以庭土造之楽キ」などの銘があります。(『陶磁』七ノ四)