太白焼 たいはくやき お話marusankakusikaku X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2011.07.012023.08.25 信長の時代に美濃国久尻(岐阜県土岐市泉町)あたりに太白焼というのがありましたが、磁器類似の品であるでしょうか。文化・文政(1804~30)頃瀬戸の洞にも太白焼の称があるようで、これは磁器と陶器との中間物でありました。また薩摩焼の帖佐・苗代川・加治木・竪野の諸窯の初期にも太白焼というものがありました。いわゆる白薩摩であります。(『日本近世窯業史』『陶磁文明の本質』『薩摩焼総鑑』)