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鶴田 純久の章 お話

連房式の登窯の最初の焼成室をいいます。
一の間の下に捨間、その下に胴木間かあり、ここから火を焚き付けて一の間に熱を送り、一の間の中がある程度の火度に昇るまで胴木間を焚いて捨間に焚き登り、さらに一の間に昇って焚きます。
瀬戸地方で京窯といっているものには捨間はないようです。
また現在の瀬戸の丸窯は一の間の名称がなく最初の室を五の間と呼びますが、これはある時代にいずれの丸窯も一の間から四の間までを取り除いたためであります。

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