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鶴田 純久の章 お話

名物。朝鮮茶碗、古高麗、割高台。
等庵とは原所持者の名らしいですが、何びとであるかは不詳。
徳川幕府の什物で、1644年(寛永二I)の茶器取り調べの目録のうちにみえます。
明治維新になって官軍の手に帰し朝廷の御物となりましたが、侍従石山基文がこれを拝領し、のち松浦家が懇望して譲り受けました。
(『大正名器鑑』)

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