お話 井田吉六 いだきちろく 江戸の陶工。乾山写しの名手で、乾斎または己斎と号しました。下総国(千葉県)海上郡布間村の人で、九歳で江戸に行きのちに骨董の売買を業としました。その後製陶を思い立ち1825年(文政八)浅草蔵前(台東区)で自作の陶器を売りました。広く古陶器を研... 2011.05.04 お話人物原色陶器大辞典
お話 一之瀬武 いちのせたけし 美濃古窯史の研究者。1905年(明治三八)長野市に生まれました。郷里の中学を卒業後上京し、いくつかの大学に籍を置いたがいずれも中退、郵便局員・銀行員・探偵社・出版社・通信社・新聞社を転々としながらも一途に文学に励んだといいます。終戦直前東京... 2011.05.04 お話人物原色陶器大辞典
お話 一官 いっかん 帰化朝鮮人で琉球陶業の創始者の一人。1616年(元和二)薩摩国(鹿児島県)から一六・三官と共に琉球(沖縄県)に渡りましたが、しばらくして薩摩侯に召還されました。(『北村弥一郎窯業全集』)※いちろく 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 板川内 いたのかわち 佐賀県杵島郡山内町。百聞窯のあったところで、山中の僻地であるため窯跡が永く残っており、朝鮮系の暦手・刷毛目などの陶片が出ました。このことから推察すると磁器以前に陶器を製造していたらしい。この窯は正保(1644-8)の頃筒江窯と小樽窯の二派に... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 一の間 いちのま 連房式の登窯の最初の焼成室をいいます。一の間の下に捨間、その下に胴木間かあり、ここから火を焚き付けて一の間に熱を送り、一の間の中がある程度の火度に昇るまで胴木間を焚いて捨間に焚き登り、さらに一の間に昇って焚きます。瀬戸地方で京窯といっている... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 一観 いっかん 天正(1573-92)頃の瓦工。中国明朝の人といわれます。1576年(天正四)織田信長が近江国安土(滋賀県近江八幡市安土町)に築城した際、一観を招いて明様の瓦を模造させ屋根を葺かせました。わが国で明様の瓦を用いたのはこの時がはじめといわれま... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 市場窯 いちばがま 伊予国伊予郡市場村(愛媛県伊予市市場)の陶窯。文化年間(1804-18)陶工金岡音右衛門が創始。初め爪一焼物という最下級品の雑器を製造していましたが、文政(1818-30)の初めに磁器を製造。明治中期の陶工金岡定蔵は音右衛門の孫。(『府県陶... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 板谷波山 いたやはざん 明治・大正・昭和の三代にわたって活躍した官展系第一の巨匠。本名は嘉七。1872年(明治五)茨城県下館町(下館市)に生まれ、1894年(同二七)東京美術学校彫刻科(現東京芸術大学美術学部)を卒業、石川県工業学校・東京高等工業学校(現東京工業大... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 市場手 いちばで 破風窯茶人の一手。本歌市場は中興名物。ある人が北国の市場で買い求めてきたもので、小堀遠州がそれをこの茶入の銘にしました。この手の現存名物には忘水・宮島・卯花・月草などがあります。本歌および有田・住吉などは存滅不明。(『茶器弁玉集』『万宝全書... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典