金継ぎを受け賜っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

書本

お話

伊奈織部 いなおりべ

織部焼の一種。慶長(1596-1615)中期伊奈備前守忠次が瀬戸系陶窯で焼かせたものです。多くは赤織部風のもので茶碗・香合のほかは型物が多いようです。
お話

為足庵 いそくあん

名古屋の日蓮宗法華寺の住職。文化年間(1804-18)の人で日義と称しました。常に茶事を好み退隠後は名古屋の東南前津の里に庵を設けて為足庵と名付け、楽しみに陶器をつくって所掲のような印を押しました。晩年の作品には啓運老比丘と書いたものもあり...
お話

一入 いちにゅう

楽家四代。三代道入の子。1640年(寛永一七)生まれ。初名佐兵衛、のち吉左衛門。一入というのは1691年(元禄四)剃髪隠居後の法名。1696年(同九)没、五十七歳。前作にはまだ父ノンコウの影響がみられますが、のちには穏やかな作風となり、高台...
お話

一竜一鳳 いちりゅういっぽう

中国陶磁器で、この文様のあるものはだいたい歴代君主の結婚を記念して製したものであります。宣徳(1426-35)の青花にこの文様のあるものが最も有名で、康煕(1662-1722)・乾隆(1736-95)の品もまた貴ばれています。(『飲流斎説甕...
お話

磯御庭焼 いそのおにわやき

薩摩焼殿窯の一つ。その伝系には四度の変遷があります。すなわち斉彬御庭焼(集成館、錦谷窯場)、仙巌焼(忠義-御庭焼研究所)、新御庭焼(忠重)、磯焼(市来窯)であります。島津斉彬は富国策によって1853年(嘉永六)現在の鹿児島市吉野町の磯別邸内...
お話

市之倉窯 いちのくらがま

岐阜県多治見市市之倉町にある窯。加藤与左衛門常政(1595-162、瀬戸の初代藤四郎景正の子孫といわれる)を同地の陶祖とし、その曾孫与一郎成光、玄孫長七・忠道らいずれもこの業に貢献するところが多かったです。近年は盃の製造で知られています。当...
お話

一輪生 いちりんいけ

生花で花を一輪生けたものです。またそれに用いる小さな花瓶。一輪挿しともいいます。昔は銅製もあったがのちには陶磁製のものが多いようです。形は頚の部分の細長いものが普通であります。
お話

板掛け いたがけ

瀬戸系の陶窯では、成形した素地を並べた板を受けるものを板掛けといい、仕事場・ジモロなどの天井に取り付けたものは吊板掛けといい、戸外のものを干板掛けといいます。
お話

一ノ瀬窯 いちのせがま

佐賀県伊万里市大川内町にありました。窯の創始年代は明らかでありませんが、有田磁器の分派に属し外山の一つに数えられています。明治中期に大串辰二・竹下勝七・大串茂右衛門・前田鉄蔵・岩崎久兵衛らの工人がいて、丼類を主とした普通染め付けの雑器を焼い...
お話

一六 いちろく

琉球(沖縄県)の陶祖。唐名は張鰍功、俗称は安次嶺掟親雲上といい、文禄・慶長役(1592-8)の時に朝鮮から薩摩国(鹿児島県)に帰化して製陶に従事しましたが、1616年(元和二)琉球の世子尚豊公が自国に陶法のないのを残念に思い島津侯に陶工の招...