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原色陶器大辞典

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大坂肩衝 おおさかかたつき

名物。漢作肩衝茶入。名称の由来は明らかでありませんが、原所持者の古田織部が大阪で見出したからではないかといわれます。総体に箆目が多く裾のあたりに高く土が見えて景色に富んだ茶入であります。織部から紀州藩祖徳川頼宣に伝わり、のち次男の左京大夫頼...
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大津 おおつ

おおつ 大津大津瀬戸金華山窯茶入、大津手本歌。中興名物。『茶器目利集』によれば「これは江州大津にて取出し、遠州公へ銘を乞ふ、其まま大津と号けらる」とあり、遠州が見出した地名に因んで命銘されたことが知られます。文化の頃、松平不昧はこの茶入と ...
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大肩衝 おおかたつき

唐物肩衝茶入のうち高さ約八センチから九センチ以上のものをいいます。小肩衝に対する語。大名物茶入はおおむね大肩衝であります。(『名物茶入』)
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大坂堅手 おおさかかたで

中興名物。朝鮮茶碗、堅手。小堀遠州が大阪で見出したのでこの名があります。すこぶる景色に富んでしかも品格の高い茶碗であります。1695年(元禄八)小堀家から質物として平塚平兵衛に渡り、のち土屋相模守、水野大炊頭、三井源右衛門を経て1900年(...
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大友宗麟 おおともそうりん

室町末期から安土・桃山時代の武人。1530年(享禄三)生まれ。豊後国府内(大分市)の城主大友義鑑の長男。名は義鎮。1550年(天文一九)家督を継ぎ、1562年(永禄五)三十三歳の時、剃髪して休庵宗麟と号しました。安芸の毛利氏、肥前の竜造寺氏...
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大窯 おおがま

害窯に次いで築かれた窯で、半地上式・地上式へと築き出された害窯であります。室町時代から江戸時代にかけて多く築かれたもので、壺や甕を焼く窯場にみられるものでありますが、中には明治・大正時代まで残されていたものもあります。いずれも害窯を地上に築...
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大坂魚屋 おおさかととや

魚屋茶碗の一つ。淡茶色の釉に白い水釉が掛かっているもので、その土質・作振りには朝鮮風の面影がなくはありませんが、実は中国明朝末の産としか考えられないようです。(『高麗茶碗と瀬戸の茶入』)
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大鳥大海 おおとりたいかい

中興名物。古瀬戸、大海茶入。銘は小堀遠州が命じたものです。古瀬戸としては無類の出来で、これより上はないということで大鳥というともいい、大振りであるためだともいいます。時代は古く大寂びづくりですぐれた茶入といえます。遠州所持、美濃家庄三郎、朽...
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エンゴロ

窯道具の一種。瀬戸系の窯場だけで用いられる語で、京都地方のサヤ、九州地方のボシ、朝鮮語のカッパル、中国の匣鉢はいずれも同一のものを指します。瀬戸地方ではまた「ゴー」ともいい京都地方でもこの語が用いられます。エンゴロの語がいつ頃始まったか証明...
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江戸諸窯 えどしょよう

江戸で焼かれた千代田御庭焼(将軍家)をはじめ、後楽園焼(水戸徳川家)・戸山焼(尾張徳川家下屋敷)・魁翠園焼(美濃高須藩主松平家角筈下屋敷)・水野焼(紀州徳川家家老水野家)・大崎御庭焼(雲州松平家大崎下屋敷)・隅田川焼・吉向焼・乾也焼・江戸万...