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原色陶器大辞典

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かざけ

瀬戸地方の窯場の用語であり、風裂の意であるでしょう。火度の急激な上昇または急冷のために器物に割れの生ずることをいいます。これは肉眼では容易に認め難い場合があり、そういう場合には器物を叩いてその音で感知することができ、またインタを引いて割れ筋...
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エグスリ

愛知県瀬戸付近から出る天然呉須。ボロエとスナエの二種があって、ボロエは粗塊状でスナエに比べて発色が劣ります。スナエは珪砂に混じっていて黒色が普通ですが、優秀なものは草色です。発色は極めて潤いがあり、瀬戸市の瀬戸窯神社裏の丘から出ます。以前は...
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太田焼 おおたやき

一名物化堂焼。紀伊国名草郡太田村(和歌山市太田)の陶窯。滅法谷焼の余流で1876年(明治九)3月宮井佐十郎が窯を築きました。偕楽園焼を模倣して交趾釉を用いています。銘はすべて捺印で「物化堂製」、「物」一字大丸印などがあり、また「政吉」の銘が...
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絵薩摩 えさつま

絵模様のある薩摩焼のことで、上絵物のほかに下絵物もあります。
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オケザーリ

窯ぐれ(窯場の職人)の間で用いられる隠語。うまいということ。「今夜はオケザーリだ」などとい職人が主家に隠れて他家の夜業を手伝い、特別の労賃を得るというような場合をいいます。明治三十年代の初めに鉄道の開通によって瀬戸地方に初めて桶詰のさんまが...
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エッチング えっちんぐ Etching

磁器はあらゆる酸に耐え得るが硝酸には侵食されこれを利用して磁器の表面に彫刻を施す方法をエッチングといいます。この方法で彫刻を施した面に金または絵具を付けて焼付ければ、侵された面は艶消しとなり、侵されない面と光沢の差ができて模様を大いに効果的...
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落合窯 おちあいがま

『茶器弁玉集』にもみられる尾張国(愛知県)の古窯。愛知郡落合村(豊明町栄)の地に当たるといわれるが証拠は十分でなく、美濃国恵那郡落合村(岐阜県中津川市落合)の地をこれになぞらえようとするものもあります。(『観古図説』『校註茶器弁玉集』)
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榎本紫水 えのもとしすい

調布軒と号しました。武蔵国(東京都)府中の多摩川の南岸小野村の人で、天明・寛政(1781~1801)頃その近くの調布の里で玉川焼を始めました。※たまがわやき
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男山焼 おとこやまやき

播磨国(兵庫県)姫路の産で、山野井の男山山麓で焼かれました。広義の東山焼に入ります。安政(1854~60)以後藩営を廃され民窯となり、1877年(明治一〇)から永世社によって経営された四、五年で廃絶しました。※とうざんやき
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絵刷毛目 えはけめ

刷毛目の白地に鉄絵を描いたもの。朝鮮の鶏竜山などに多いです。※えみしま