お話 焙り・炎り あぶり 陶磁器焼成の際、焚き始めてから摂氏800~900度になるまで窯内温度が均一になるようにゆっくり焚くことをいい、その目的は素地や原料に付着・結合している水分の発散や、原料中の炭素化合物の分解、石英の異状膨脹などによる器物の破損を防止するためで... 2011.04.30 お話原色陶器大辞典
お話 後絵 あとえ 絵をあとから描き加えたもの、つまり本来はなかった絵を後世に付けたものについていう言葉。例えば中国漢代の彩画灰陶の彩色がひどく剥落しているのを描き起こしたり、古染付の余白に上絵の彩色を加えたりしたものなどであります。青花や釉裏紅のように釉下に... 2011.04.30 お話原色陶器大辞典
お話 阿部碧海 あべおうみ 明治初期の九谷焼の功労者。もと加賀藩士、馬廻組を勤め千五百石の俸禄を受けました。1869年(明治二)金沢の古寺町(片町二丁目)にある自邸に錦窯を数基築き、内海吉造(松齢堂陶山)を工長とし任田徳次(旭山)・小寺藤兵衛(椿山)その他民山窯以来の... 2011.04.30 お話人物原色陶器大辞典
お話 後絵付 あとえつけ 本窯で焼き上げたのちさらに錦窯で絵付を加えること。すなわち時間的には後絵付であるが着画の点からみれぱ上絵付であります。また焼成の時に絵付をしたのではなく、のちになって値を高くするためにした絵付をも後絵付といいます。→あとえ(後絵) 2011.04.30 お話原色陶器大辞典
お話 網場窯 あみばがま 但馬国養父郡網場村(兵庫県養父市八鹿町網場)にあり、1885年(明治一八)に同郡八鹿村(八鹿町八鹿)の植木清兵衛がここで粗陶を製しました。その創始については不詳。(『日本近世窯業史』)アムキワ平瓦(仰瓦・牝瓦・厄・飢)を意味する朝鮮語。(『... 2011.04.30 お話原色陶器大辞典
お話 後釉 あとぐすり 素地は古いが釉はあとで施したものをいいます。やきものによってはいろいろな条件や約束があって、それが器物の価格に非常に影響を及ぼすことがありますが、そのためその条件にかなうよう完全にでき上がっている器物にあとから必要な釉を施します。したがって... 2011.04.30 お話原色陶器大辞典
お話 阿娯港・天川 あまかわ 中国広東省の漢門港(現在ポルトガル領)。昔同港から船で運ばれた陶器を「あまかわ」と呼びましたが、同港は陶産地ではなく、主として中国南部方面の雑品を舶来したところであるでしょう。いわゆる南蛮2物などと区別しにくいです。 2011.04.30 お話原色陶器大辞典