お話 福茶・瑠茶 るいざ 括座とも書きます。茶入の口造りが立ちのびて、その廻りに金物の菊座鋲のような円形を貼付し、胴に山形・檜垣あるいは筋を切ったのをいいます。『君台観左右帳記』にもみえ、初代藤四郎の作にもこれがあります。茶入以外瀬戸系統の水指などにもあります。茶書... 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 柳営御物 りゅうえいぎょぶつ 徳川将軍家秘蔵の名物。柳営とは将軍・将軍の陣営・将軍家・幕府を意味します。東山御物をはじめ、室町時代以来公武・諸富家に伝来したもの、また家康の遺物がもとになっています。やきものでは青木肩衝・茜屋茄子・京極茄子・小肩衝・松花茶壺・筒井肩衝・新... 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 呂宋・流宋 ルソン 呂宋・流宋 ルソン室町時代以来フィリピンのルソン島から渡ってきたと伝えられる葉茶壺の類をいいます。しかしルソン島の産とするのは誤りで、ルソン通いの貿易船で運ばれてきたものとみるべきであるでしょう。これらの茶壺には真壺・清香・蓮花王などの類が... 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 溜火 りゅうか 窯を焼く場合の最初の小火。水が滴溜するように徐々に焚き、坏土の水気を次第に蒸発乾燥させて坏土を火に慣れさせるのであります。景徳鎮にはもっぱら溜火のみを扱う溜火工という者がいました。(『陶説』『景徳鎮陶録』) 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 呂宋織部 ルソンおりべ 『陶器考』に織部形のものを出す産地十ヵ所を挙げた中に、呂宋も含まれています。また同書の、呂宋の陶器は国内諸窯の産に混入しておりいま唐船で持来る品々と比較鑑別する、という条に、「織部卜呂宋卜相似タリ呂宋ハ堅クツヤヨシ織部ハ和テビアツヤウスシ」... 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 琉球焼 りゅうきゅうやき 琉球焼 りゅうきゅうやき琉球焼 りゅうきゅうやき琉球(沖縄県)の粗陶器。【沿革概要】琉球にはもと陶業はなかりました。1617年(元和三)尚寧王が薩摩国鹿児島に使いした際、帰化朝鮮人陶工一六・一官・三官の三名を招請して帰国し、この業を島人に伝... 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 琉璃・瑠璃 るり 琉璃・瑠璃 るりもと透徹の宝石を指して数色あるようで、そめ後もっぱら青色のもののみをいいますが、ガラス質のものをも呼びます。おそらく『漢書』の西域伝に流離とあるのを初見とするべきであるでしょう。その後の諸書は多くその質は脆く螢徹、また彩色あ... 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 卵冪・卵幕 らんぱく 甕体があたかも鶏卵の殻のように薄いものをいいます。釉だけで胎土のないようにみえることからまた脱胎といい、俗に鶏蛋殻ともいいます。日光に映ずると表裏を透かして指の影を見ることができ、花紋のあるものもまた内側から外側の花紋が見え、款識のあるもの... 2011.08.03 お話原色陶器大辞典