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大正名器鑑

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山の井肩衝 やまのいかたつき

山の井肩衝 やまのいかたつき山の井肩衝 やまのいかたつき大名物。古瀬戸肩衝茶入。旧名稲津肩衝、また松井肩衝、一名人生。細川三斎が、かつて金森出雲守がその所領飛騨国(岐阜県)の茶入狩りをしたのに倣い、豊後国(大分県)中を探した時、家臣松井佐渡...
大正名器鑑

山内肩衝 やまのうちかたつき

山内肩衝 やまのうちかたつき大名物。古瀬戸肩衝茶入。山内家所持、1870年(明治三)山内家を出て若狭酒井家に移り、1923年(大正二十一)同家売立の際二万八千九百円で益田孝家に落札。(『玩貨名物記』『茶道名物考』)
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鎗の鞘肩衝 やりのさやかたつき

鎗の鞘肩衝 やりのさやかたつき大名物。古瀬戸肩衝茶入。形が細長く槍の鞘のようなのでこの名を付けたのであるでしょう。『名物目利間書』には「太閤銘」、雲州松平家本『茶入名物記』には「利休銘」とあります。一説に明智光春が坂本城で最期の時、この茶入...
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八雲肩衝 やくもかたつき

八雲肩衝名物。漢作肩衝茶入。銘は『古事記』の「八雲立つ出雲八重垣妻こみに八重垣つくるその八重垣を」の歌意によります。小肩衝であります。片桐石州所持、中島宗古を経て大阪鴻池家に入りました。(『鴛峰文集』『茶道名物考』)
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八島大海 やしまたいかい

八島大海 やしまたいかい名物。唐物大海茶入。八島久左衛門所持、藤田家に入りました。(『茶道名物考』)
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藻塩文琳 もしおぶんりん

藻塩文琳 もしおぶんりん中興名物。古瀬戸文琳茶入。銘は小堀遠州の撰で「わくらばに問ふ人あらは須磨の浦に藻塩垂れつつわぶとこたへよ」の歌によります。細川越中守所持、のち松平不昧に入りました。(『茶道名物考』)
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八重桜肩衝 やえざくらかたつき

八重桜肩衝 やえざくらかたつき名物。古瀬戸肩衝茶入。京都薮内家祖紹智剣仲が奈良からこの茶入を見出し「いにしへの奈良の都の八重桜」の古歌の意によって命銘しませました。この添盆は、かの有名な楢柴の茶入に添えてあった唐物彫物盆で、干利休が豊臣秀吉...
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八重桜大海 やえざくらたいかい

八重桜大海 やえさくらたいかい中興名物。古瀬戸大海茶入。奈良から出たので小堀遠州が「いにしへの奈良の都の八重桜」の歌によって銘としました。藤田家の唐物八重桜大海、藪内家の八重桜肩衝と同じ因縁であります。奈良よりときとき名物茶入の掘り出し物が...
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八重桜大海 やえざくらたいかい

八重桜大海 やえざくらたいかい名物。唐物大海茶入。銘は『詞花集』「いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重に匂ひぬるかな」の歌意に因みます。奈良から出た茶入であります。大阪藤田家に入りました。(『茶道名物考』)
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薬師院肩衝 やくしいんかたつき

薬師院肩衝大名物。唐物肩衝茶入。一名針屋肩衝。薬師院所持、松平頼和家に入りました。(『茶道名物考』)