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鶴田 純久の章 お話

付属物
内箱 桐白木書付 小堀遠州筆 外箱 黒塗面藤鳥蒔絵 書付
伝来
京都岐阜屋八郎兵衛―千種屋(天保の頃、谷松屋の取り次ぎにより)
所載
藤田家道具帳 本屋了雲著苦心録 戸田露吟著後学集 大正名器鑑
寸法
高さ:7.7~8.4cm 口径:13.2~13.6cm 高台径:5.9cm 同高さ:2.1cm 重さ:285g
所蔵者 大阪藤田美術館

 加島屋伝来の茶碗と共に紅葉呉器の双璧をなすもので、千種屋伝来によって有名です。菊月の銘は紅葉に因んでのものでしょうが、遠州書付になっています。
 紅葉呉器の特色たる総体赤みのうちに、ところどころ青みの火替りも見えて美しいです。高台から裾にかけて指あとや掛けはずしがあって、特色ある景となっています。姿は腰で段をつき、高台また裾開きで、手強い感じになっています。見込み、目八つ。

菊月 きくげつ

紅葉呉器茶碗。
紅葉呉器特有の赤みの中に、あちこちに青みの火変りがみえて美しく、高台から裾にかけての指痕や、かけはずしがあって特色ある景色を示しています。
姿は腰で段が付き、高台が裾開きとなり、手強い存在感をもちます。
見込みに目八つ。
鹿島屋伝来の茶碗とともに紅葉呉器の双璧といえます。
「菊月」の銘は紅葉に因んだものでしょうか、小堀遠州の書付です。
《付属物》内箱1桐白木、書付小堀遠州筆 外箱-黒塗面藤鳥蒔絵《伝来》京都岐阜屋八郎兵衛-平瀬露香
《寸法》高さ7.7~8.4口径13.2~13.6 高台径5.9 同高さ2.1 重さ285《所蔵》藤田美術館

菊月五器 きくずきごき

名物。朝鮮茶碗、紅葉五器。釉色が青紅相交じって陰暦9月の菊花紅葉を思わせるところから、小堀遠州か名付けたものだろうといいます。
もと京都岐阜屋世継八郎兵衛の所持、1833年(天保四)戸田宗潮が金千両で購求し、のち平瀬亀之助を経て1903年(明治三六)藤田蘆庵に移りました。
(『大正名器鑑』)

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