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琺瑯 ほうろう

琺瑯はエナメルの訳語で光沢の強い不透明破璃質のものをいいます。窯業品の琺瑯は大別して三つあります。1)不透明のエナメル釉を施した陶磁器。2)ガラス質琺瑯で、普通の釉薬の成分に側酸・瑚砂を多くして溶け易くしたガラス、ことに着色ガラス質琺瑯を、...
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保全 ほぜん

保全 ほぜん京都の名工永楽保全。十代善五郎了全の養子で西村家十一代を継いでします。初め善五郎、のち善一郎と改め、その後永楽を姓としました。紀州徳川家下賜の永楽印によったものであります。「伝記」1795年(寛政七、一説に1785、天明五年)に...
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法花 ほうか

法花 ほうか中国で浮模様のことをいいます。また凸離ともいい、花紋が陽文になって素地の上に凸起したものです。法花の器は中国元代に始まり明代になって盛んにつくられました。大抵どれも北方の窯で、そのうち蒲州(山西省永済)一帯でつくられたものが最も...
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砂鍋・灼熔 ほうろく

砂鍋・灼熔 ほうろく方六・焙僅とも書きます。素焼の土鍋の一種で物を灼るのに用いる庖厨具であります。『和漢三才図会』によれば「按ずるに砂鍋は即ち瓦蝸、毎に用ゐて薬物及び茶、米穀を焙るに文人を以て徐かに之を攬き廻すべし、相伝ふ、源義経の妾静と名...
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館蓋・戮蓋 べっさん

天目茶碗の一種。『君台観左右帳記』永禄古写本に「惣蓋、天目の土にてくすりき色にてくろきくすりにて花鳥いろいろの紋あり千疋」、同群書類従本に「`魚蓋、土白し薬あめ色にてほし有烏花の形薬の内にあり千匹ばかり」と記されています。※たいひさん
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鵬ヶ崎焼 ぼうがさきやき

長崎市稲佐町鵬ヶ崎にあったものです。稲佐焼ともいい、1848年(嘉永元)長崎銀屋町の人蒲池子明(秀吉)の創始。その製品に「以唐土蘇州土製」の款があることからみると中国の原土を用いたようであります。象嵌・染付など数種がありますが、概して内面に...
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北辰 ほくしん

名物。朝鮮茶碗、古刷毛目、端反り。茶碗の内部に星のような石はぜがあるのでこれを北辰星に見立てての名であります。大阪藤田彦三郎家旧蔵。(『大正名器鑑』)
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別山天目 べっさんてんもく

名物。中国天目茶碗。別山は惣蓋の当て字であるでしょう。初代藪内剣仲以来藪内家に伝来しました。(『大正名器鑑』)
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宝光 ほうこう

釉の古いものを宝光といい、釉の新しいものを浮光といいます。宝光はいわゆる底光りで、浮光はうわ光であるでしょう。ただしぼんやりと暗くて光がないことで時代を経ている証拠とするのは大きな誤りであります。およそ美しい陶磁器で光のないものはないようで...
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星建盞 ほしけんざん

星建盞 ほしけんざん中国産建盞天目のうち点々と星状の紋があるのをいいます。尾張徳川家伝来の星建盞二碗は高名なものであります。油滴天目のうち地釉の黒が深く、油滴の輝きの冴えたものを称したものらしいです。(『大正名器鑑』)