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取皿 とりざら

一般に手塩皿または小皿といい、鉢物に盛った料理を取り分ける皿。茶事の懐石には小皿といわず時に取皿というのが普通であります。古陶の青磁・染付・祥瑞、和物の瀬戸・志野・織部・唐津、色絵物の仁清・乾山などが珍重されます。
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魚屋・斗々屋・渡唐屋 ととや

高麗茶碗と伝称するもののうちに魚屋の茶碗があります。わが国に現存する数量は井戸に次いで多く、世間で茶碗といえば魚屋を連想するのはそれがいかに著名かを物語っています。形状はほとんど椀形もしくは蓋形で、品位においては朝鮮茶碗の二流に属すると評価...
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飛青磁 とびせいじ

釉下に鉄絵の諸色飛斑文のある青磁をいいます。古来わが国ではなはだしく尊ばれたもので、伝世品はわずかにすぎないようです。釉・胎ともに砧青磁に近似しているがいくぶんか相違があります。色はやや緑がかり透度が高く、胎質はさらにきめ細かで作りはていね...
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徳永肩衝 とくながかたつき

名物。古瀬戸肩衝茶入。徳永法印寿昌所持、のち新発田城主溝口侯に伝わり、1904年(明治三七)の同家の売立て千五百三十円で赤星家に渡り。1917年(大正六)赤星家売立の時二万二千二百円で大阪山田家に落札。(『古今名物類聚』『大正名器鑑』)
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桃李会 とうりかい

陶芸作家団体の一つ。1954年(昭和二九)3月、東京美術倶楽部において、社団法大日本陶磁協会の主催で「古瀬戸総合展」が3日間開催されましたが、たまたま同協会理事と陶芸家有志がIタを熱海伊豆山温泉桃李境に過ごし、作陶展を秋に日本橋の壺中居で開...
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陶枕 とうちん

やきものの枕。質によって甕枕・磁枕の名がありますが、広く陶枕と称しています。中国では早くから唐・宋時代の製品が伝わっていて、意匠の変化に愛すべきものがあります。おおむね中空のつくり方で、内に一つの小石を入れ、からからと音をたてます。宋代の陶...
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東窯 とうよう

董窯とも書きます。中国宋代初期の民窯。『格古要論』に「董窯は淡青色にして細紋多く紫口鉄足にして官窯に比すれば紅色無し、質は粗にして細潤ならず、官窯に及ばざること多し、今亦見ること少し」とあります。『景徳鎮陶録』には次のように記されています。...
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灯篭軍 とうろうとう

灯篭軍には数種があります。形は大きな筒のようで上下の口と足が突起し盤底がでこぼこしたものがあります。また同じような式で腹際が数段に分かれているものがあります。上半段は前式のものと同じで、腹際より下半分に脛があり足底でやや開いたものもあります...
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土器 どき

粘土を材料として焼成した容器のうち多孔質で、釉薬の掛かっていないものを土器と呼び、多孔質で釉薬を掛けた陶器、および妬器・磁器と区別します。焼成温度が摂氏一千度未満で、粘土中の鉱物組成にガラス化か生じていないものが多いようです。ただしわが国の...
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胴塚手 どうつかで

瀬戸茶入の一手。胴の張った茶入であります。体姿その他のよろしくないやきものであります。土は赤色の堅いもの、糸切は荒々として悪く、口造りの捻り返しは無道であります。地釉は柿色が多く、上釉は黒釉が散々と掛かっています。また黄釉の流れのあるのもあ...