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陶板 とうぱん

一種の壁瓦。『茶道笙蹄』に「瓦板、織部焼、大徳寺寸松庵園中に佐久間氏織部焼の瓦にて花壇を作る」とあるようで、陶板が古くから使用されていたことがわかります。また愛知県瀬戸市の定光寺にある尾張藩祖義直の墓地に陶質瓦が使用されていますが、これは寛...
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徳利 とくり

陶製の瓶で一般に細長く首の締まったものが多く、酒・酢・醤油などを貯えるのに用います。これには種々の字を当てています。得利・陶(『運歩色葉集』『易林本節用集』『書言字考節用集』)・曇(『群砕録』)・籤(『物類称呼』)・習・螢・販(『和漢三才図...
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銅版絵付 どうぱんえつけ

銅版絵付は陶磁器着画の一方法で、銅版によって絵画を器物に転写する方法。まず銅板を平らに磨いたあと柾の木炭と砥の粉で十分平滑に磨き、その上に蜜蝋(蜜蝋七・松脂三・アスファルト五を混ぜ合わせたもの)を薄く平均に引き、その上に彫刻針で任意に絵画文...
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陶説 とうせつ

書名。中国清朝乾隆年間(1736-95)の海塩の朱琉(笠亭)の著。六巻。中国における陶磁の専門書として最初のものです。巻一は「説今」と題し、江西省饒州の今窯および陶冶図説二十則の二項に分かれ、前者は清朝の初めから乾隆年間に至る時代に景徳鎮で...
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銅版焼 どうぱんやき

幕末の頃名古屋の東端川名村(名古屋市昭和区川名町)で寺尾市四郎がつくった銅版磁器を銅版焼と呼んだことがありました。わが国の銅版磁器の元祖は瀬戸の陶工壕仙堂川本治兵衛で、天保年間(1830-44)オランダ製の銅版磁器から思いついて工夫しました...
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燈草辺 とうそうへん

青あるいは紅の釉でおおわれた器で、その口際に白釉の一線状の燈草のようなものがあるようで、底足のところにまた必ず圏線がI廻りしているものを名付けて燈草辺といいます。質は極めて滑らかで線は極めて整然としたのを貴重なものとします。(『匋雅』『飲流...
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胴紐 どうひも

名物。朝日焼茶碗。茶碗の胴に紐のような浮筋があるのでこう名付けられました。加賀金沢の能久治所持、のち大阪の島徳蔵家に入りました。(『大正名器鑑』)
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道園窯 どうぞのがま

佐賀県伊万里市松浦町提川字道園の古窯。慶長年間(1596-1615)寺沢志摩守の唐津焼復興時代に鬼子嶽窯の陶工によって開創され、鉢・皿・猪口・茶碗・振り出しなどの製品が最も多いようです。またこの窯の絵唐津彩画の手法は驚くべき完成をとげました...
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陶浜焼 とうひんやき

讃岐国(香川県)高松城下に移って赤松光信の孫陶浜が父祖の業を継いで焼いた陶器。陶浜は名を虞、字は農夫、陶浜はその号(石水・読書堂とも号した)で、通称房崎屋猪太郎。父右橘の業を継いだがその頃は藩の保護も絶え陶業は盛んではなかりました。陶浜の子...
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胴高茶入 どうたかちゃいれ

唐物茶入の一手。胴高といわれる来歴はわかりませんが、茶入の胴に高いところがあることからいうのであるでしょうか、口造り・捻り返しはよいです。土は薄赤色、起こし底、地釉は栗色のざらめき釉の艶のよいものであります。上釉は共釉で色が濃く少し高くなだ...