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伝世品 でんせいひん

製作当初から世間に伝えられたものを伝世品と呼びます。伝世品は永らく人との交渉を保っていたために、火間的な潤いと味があり、発掘品などには見られない艶やかさがあります。そのため、鑑賞価値が高いです。
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豆 とう

古代中国の礼器で、大儒を盛って供えるものです。木でつくるのが正式でありますが、時に土器のものもあります。『考工記』に「施人が豆を為る」をあります。瓦豆は登といいます。高杯の形と考えればよいですが、摘まみの付いた蓋が添うのが本来であります。中...
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伝蔵 でんぞう

京都の陶工。寛永年間(1624-44)孫兵衛と共に藤堂高次に招かれて、伊賀焼に火加減・釉薬の法などを伝えました。藤堂家の古記録には「大通院様御代寛永十二年乙刻の春伊州丸柱村之水指御物好に而焼せられ京三条の陶工孫兵衛伝蔵両人雇ひ呼寄所之者火加...
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匋 とう

『説文』に「瓦器。缶に従ひ、包の省の声」、『正字通』に「陶は匋と同じ」とあります。壺形の土器である缶を包んで焼くということから窯を意味し、転じてその焼成品を意味します。のち陶と書くようになりました。とう(陶)B(阜、小丘の意)の中腹に勹のか...
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天壇青 てんだんせい

中国北京の天壇の屋根瓦に似た紺紫の釉色。洋紫とも称します。清朝乾隆年代(1736-95)に唐窯で発明された釉色であるといわれます。(『支那陶磁の時代的研究』)
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等庵 とうあん

名物。朝鮮茶碗、古高麗、割高台。等庵とは原所持者の名らしいですが、何びとであるかは不詳。徳川幕府の什物で、1644年(寛永二I)の茶器取り調べの目録のうちにみえます。明治維新になって官軍の手に帰し朝廷の御物となりましたが、侍従石山基文がこれ...
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天中和尚 てんちゅうおしょう

肥後国(熊本県)天草の東向寺の僧。もと尾張国愛知郡菱野村(愛知県瀬戸市大字菱野)の人で、十一歳の頃瀬戸の加藤武右衛門のもとで陶工の徒弟でしたが、のち僧となり愛知郡一色村(名古屋市緑区鳴海町字一色)の神蔵寺におり、のち天草本村新休(天草市本町...
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道安黒 どうあんぐろ

楽家二代常慶作の特徴ある黒楽茶碗。全体に艶がなく柚肌が多く、また肉が療せているので堅い感じがします。千道安の好みによったものですので、世にこれを道安黒と称しました。(『日本陶甕史』)※じようけい
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天長山茶碗 てんちょうざんちゃわん

名古屋城内に鎮座している東照宮の別当尊寿院を山号天長山と称します。旧藩の頃、毎年4月17日の東照宮大祭の時に用いる茶碗を尾張家から瀬戸の陶工に命じました。これを天長山茶碗といいます。創始の年暦は不詳。陶質は粗髭であるがおのずから雅致があり、...
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陶印 とういん

陶製の印章。『考槃余事』に「宋代脊窯・官窯・東青窯に印章あるようで、その製作の巧、鉦の式の妙、述べ尽すべからず」とあるようで、『妃古録』にも中国明代の周丹泉が陶印を焼いたという記事があります。わが国においても中国の影響を受けて陶印を使用しま...