お話 竹泉 ちくせん 京都の陶家三浦竹泉。十三歳で三代高橋道八の門に入り、1883年(明治一六)独立して製磁の業を開いました。早くから出藍の誉があるようで、巧みに西洋の色彩をわが国の磁器に応用する法を自得し、次いで釉薬透明紋をつくることに成功、1904年(同三七... 2011.07.05 お話原色陶器大辞典
お話 丹山青海 たんざんせいかい 京都の陶家。1851年(嘉永四)5月粟田中ノ町(東山区)で製磁業を開いました。1853年(同六)青蓮院宮が陶器物産会所を設けると特に粟田蜃器の専業を命じられ、陶磁を兼製しました。1865年(元治二)長子芳太郎が業を継ぎ、1866年(慶応二)... 2011.07.05 お話人物原色陶器大辞典
お話 玉津島 たまつしま 名物。破風窯茶入、凡手。銘は『玉葉集』崇徳院御製「過ぎがてにみれどもあかぬ玉津島むべこそ神の心とめくれ」によります。もと丹波園部家(のちの小出家)伝来、後年岩崎家に入りました。(『大正名器鑑』) 2011.07.04 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 旅枕 たびまくら 花入の形の一種。円筒状の単純な姿でありますが、小形の旅枕に茶入が見立てて、名付けたものであるでしょう。姥口で、そのほとんどが背面に穴をあけて床柱に掛け、掛け花入として用いますが、草庵風の茶室用花入の代表的なものの一つであります。佗びた趣の強... 2011.07.04 お話原色陶器大辞典花入
お話 玉柳 たまやなぎ 名物。金華山茶入、真如堂手。銘は「朝みとり露置きみたる春雨にしたさへ光る玉柳かな」によります。加藤正義家旧蔵、伝来は詳かでないようです。(『大正名器鑑』) 2011.07.04 お話原色陶器大辞典
お話 玉村 たまむら 名物。真中古茶入、大覚寺手、大海。小堀政房筆箱書付に「うつろはて庭おもしろき初雪におなじ色なる玉村のさと」とあります。小堀遠州所持、のち江戸の御典医岡玄斎を経て岩崎家に入りました。(『大正名器鑑』) 2011.07.04 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 多福多寿堂 たふくたじゅどう 東京国立博物館に多福多寿堂製の二字三行の款識がある開光爽彩の香炉があります。この款識は非常にまれで諸書にその記述は見当たらないようです。尾崎洵盛によれぱおそらく中国清代道光(1821~50)頃の作かといいます。 2011.07.04 お話原色陶器大辞典
お話 民吉 たみきち 加藤 民吉尾張瀬戸の磁祖加藤民吉。名は保堅、一に保賢ともいいます。初名は松太郎(あるいは松次郎)で、吉左衛門景遠の二男。瀬戸の陶業は江戸時代中期より著しく衰退し、1773年(安永二)当時は窯家百四十二戸、1804年(享和四)当時には百戸に満... 2011.07.04 お話人物原色陶器大辞典
お話 多穆壺 たぼくこ 中国清朝の内府で牛乳を入れるのに使った壺で、その製は満蒙の遺俗であります。多穆の二字は満州語であるでしょう。壺の形ははなはだ特殊で、ほぼ直截の竹筒のようでただ上半截のところに竜形の一嘴を傍出しています。その蓋は頂所にあってほぼ平らであります... 2011.07.04 お話原色陶器大辞典