お話 深海乙吉 ふかうみおときち 有田の陶工。深海宗伝第七世(八世ともいう)1郎の弟。辻喜平次・田代半次郎・南里嘉十らと共文化・文政年代(1804~30)の名工であった。特に染付食器の妙手でその作は乙吉焼とも呼ばれる。しかし銘款はない。(『有田磁業史』) 2011.09.16 お話人物原色陶器大辞典
お話 深海一郎 ふかみいちろう 肥前有田泉山の陶家。深海宗伝の七世(八世ともいう)で名声があった。京都の公家の日用品や宮中の御器も謹製したという。また百田辰十の二重天秤積を三重に改めたのはこの人であるという。深海乙吉はその弟である。(『有田磁業史』『有田沿革史』) 2011.09.16 お話人物原色陶器大辞典
お話 フェルグソナイト フェルグソン石。稀土類元素を含む鉱物名で、化学組成は(Y,Er,Ce,Fe)(Nb,Ta,Ti)O4.℃グマタイト中に産し、また砂鉄床をもつくる。わが国では1892年(明治二五)岐阜県恵那郡中津川村苗木(中津川市苗木)で発見され、初めての磁... 2011.09.16 お話原色陶器大辞典
お話 Faenza ファエンツァ イタリア北部の陶器産地。いわゆるマジョリカ陶器の産地として著名。ファイアンスの語の起源といわれる。その歴史は十二世紀に始まり、イスラムの彩色陶器の影響を受けて、美しい装飾性に満陶器を製作してきた。現在も十六、七世紀頃の器物の色や形をそのまま... 2011.09.16 お話原色陶器大辞典
お話 缶 ふ 国訓ほとぎ・かめ・はち・もたひ。腹が大きく口のすぼまった瓦器で液体を入れる。本来液体を汲んだり飲むための器で、楽器としても使う。『呂氏春秋』に「堯、質に命じて麋を缶に置き之を鼓つ」とあり、『風俗通』に「缶は瓦器なり、秦人之を以て歌を節す」と... 2011.09.16 お話原色陶器大辞典
お話 鬢水入 びんみずいれ 結髪の際に水を入れておく楕円形の小器。洗面盥鬢盥ともいう。『甲子夜話』に「水の鬢つけ油ともの幼少の頃はなく夢を水に漬し其汁にて結り、このこと貴人許にてなく部屋方婢迄皆然り、因貴上には蔓竪、鬢水入とて育て蔓立には五倍子の茎を截て立て鬢水入には... 2011.09.16 お話原色陶器大辞典
お話 比良焼 ひらやき 比良焼 ひらやき近江国滋賀郡木戸村(滋賀県滋賀郡志賀町木戸)の陶器。比良山東麓にあるのでこの名がある。比叡山に三千坊があった頃すでに陶器を製作していたらしく、慶安(1648~152)の頃には茶碗山茶碗畑の名が残っていたと伝えられている。一度... 2011.09.16 お話原色陶器大辞典
お話 平野耕輔 ひらのこうすけ 1871年(明治四)愛知県に生まれた。父は旧尾張藩士。三歳で父に死別し東京に移った。1888年(同二一)東京職工学校(現東京工業大学)に入学してワグネル・藤江永孝らの指導を受け、瀬戸磁器素地の研究を進め、1891年(同二四)同校を卒業、ワグ... 2011.09.16 お話人物原色陶器大辞典
お話 平野肩衝 ひらのかたつき 平野肩衝 ひらのかたつき大名物。唐物肩衝茶入。平野道是所持、のち豊臣秀吉から島津義弘に贈られ、一度火災に遭い破片となったが繕って島津家に伝わりました。(『薩藩叢書』『茶道名物考』) 2011.09.16 お話原色陶器大辞典