お話 卵冪・卵幕 らんぱく 甕体があたかも鶏卵の殻のように薄いものをいいます。釉だけで胎土のないようにみえることからまた脱胎といい、俗に鶏蛋殻ともいいます。日光に映ずると表裏を透かして指の影を見ることができ、花紋のあるものもまた内側から外側の花紋が見え、款識のあるもの... 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 隆慶窯 りゅうけいよう 隆慶窯 りゅうけいよう中国明代の隆慶(1567-72)における官窯の称。この期間はわずか六年に過ぎず個性的な特色をその甕器に見ることは難しく、前後の嘉靖と万暦の両性が半々に混じり合ったものと解すればよいです。しかも時の天子穆宗は倹約を旨とし... 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 麗水窯 れいすいよう 中国宋代浙江省麗水県で青磁を焼造した窯。また処窯といい質は粗で厚いです。色は竜泉窯のようで、濃淡があるようで、工式は非常に拙いです。現在では竜泉窯の一窯場に数えられています。(『景徳鎮陶録』) 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 蘭鉢 らんぱち 蘭の鑑賞用植木鉢。尾張瀬戸で創製したというが不詳。あるいは文明(1469-87)の頃ともいわれます。その古いものは三つ組で製作されました。陶質は非常に軟かで、淡い卵色の釉を施しこまかい裂痕があります。粗製の器であるがおのずから雅致があります... 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 竜光院井戸 りゅうこういんいど 名物。朝鮮茶碗、名物手井戸。千利休または津田宗及が所持していたものといいます。京都大徳寺竜光院の開祖江月和尚以来同院の什物であります。(『大正名器鑑』) 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 郎窯 ランヨウ 中国清朝の甕器。近代最も重視される品であります。一般に郎窯というものはたいてい明代の祭紅の宝石釉というものであるようで、必ずしも郎製のみを指さないようです。郎は郎廷極のことで康煕年代(1662~1722)に甕業を監督した官人でありますが、肆... 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 竜山文化 りゅうざんぶんか 中国先史文化の一つで、最初に発見された山東省歴城県城子崖の所在地竜山鎮の名から命名されました。竜山文化の土器は漆黒色薄手のものから、表面のみ黒色のやや粗末な土器に至るさまざまのいわゆる黒陶が特徴でありますが、これを黒陶文化と呼ぶのは適当でな... 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 利休 りきゅう 千利休茶の湯の大成者。1522年(大永二)生まれ。本姓田中、祖父の名をとって千を氏としました。初名与四郎、のち宗易と称し、拠笙斎と号しました。道号利休は大徳寺の古渓宗陳から授けられたものです。また聚楽利休屋敷の茶席を不審庵と号しました。遠祖... 2011.08.03 お話人物原色陶器大辞典
お話 竜泉窯 りゅうせんよう 竜泉窯 りゅうせんよう中国最大の青磁窯。浙江省の竜泉県を中心に慶元県・雲和県・松陽県・麗水県・景寧県の一帯に二百余を数える窯跡を擁した大窯であります。この地に青磁窯が起こったのは五代頃らしく、おそらく越州系の一窯として始まったのであるでしょ... 2011.08.03 お話原色陶器大辞典
お話 利休井戸 りきゅういど 利休井戸 りきゅういど名物。朝鮮茶碗、古井戸。千利休所持、のち松平備前守正信の所蔵となり、1670年(寛文一〇)これを幕府に献じ以来徳川家に伝わりました。(『大正名器鑑』) 2011.08.03 お話原色陶器大辞典