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織部茶入 銘 澪標

澪標 みおつくし高さ8.9cm 口径2.8~3.1cm 胴径5.2cm かつて小堀遠州 (1579-1647) が所持した茶入で 元禄年間に小堀家より出て土屋家に移り、さらに寛政四年同家の売立で松平不昧の所持しますところとなった。 織部焼独...
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水垂 みずたれ

黄土という鉄分の多い粘土を水に溶かしてそのこまかいところを取ったものです。黄色のものを上とします。青磁・黄瀬戸・柿釉などの着色料とするものです。瀬戸系陶窯や京都地方で用いる語であります。(『陶器指南』『日本近世窯業史』)※みずうち
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水注・水次 みずつぎ

水を注ぐための器。水注子・水指ともいいます。文房具・燥浴具・茶具にこれがあります。『茶疏』に偕水、『石山斎茶具図譜』に水耀と記しているのは水注であります。銅・磁その他があります。
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三石鑞石 みついしろうせき

岡山県和気郡三石町に産出する鑞石で、主として石英粗面岩類が熱水作用によって変質し、微細な鉱物の緻密集合体からなり、鑞状の光沢と触感を有しています。坦蝸や耐火煉瓦の原料として重要であります。
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万暦赤絵 まんれきあかえ

従来わが国で万暦赤絵と呼んできたものは、中国明代万暦年間(1573-1620)の赤絵のほかさかのぽって隆慶(1567-72)・嘉靖(1522-66)のものをも一丸として総称していました。万暦年製のものが最も多いですので、すべて同系のものをこ...
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水戸井戸 みといど

名物。朝鮮茶碗、古井戸。水戸家所持、のち市に出て江戸北国屋喜左衛門、加賀屋重兵衛(四百五十両)、広島屋平十郎(七百両)、天王寺屋久兵衛(千両)、加賀屋彦兵衛を経て鴻池家に入りました。その年次は不詳であるが『古今名物類聚』の記載から寛政(17...
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見上り尾窯 みあがりおがま

佐賀県武雄市若木町川古字川古山中の古窯址。武雄北部系の窯で、刷毛目に飴色およびグリーンを用い、松絵その他掛け合わせの鉢を製造しました。(金原京一)
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御堂坊主手 みどうぼうずで

後窯茶入の一手。『茶道叢書』によれば「正保年間(1644-8)本願寺の僧順斎なるものの作なり」というがどうであるでしょうか。『茶器弁玉集』によれば「御堂坊主と云茶入一通有、是は希也、土は浅黄色多し、釉立は胡麻薬也、能出来する茶入は古瀬戸に見...
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みか

主として飲食物の貯蔵に供したすえものです。『東雅』によれば「倭名抄に本朝式を引いて茲はミカ(中略)ミカとはミは深也、古語に力と云ひしはヤクといふ語を合呼ひし也、ヤクは焼也、即今俗に甕器を呼びて焼物といぶか如く、瓦器にして深きをいふ也」とあり...
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みなの川 みなのがわ

名物。後窯茶入、源十郎作。茶入置形の一なだれを『後撰集』の「筑波根の峯よりおつるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる」の古歌に思いを寄せて名付けられました。小堀遠州所持、田沼主殿、江戸長岡儀兵衛を経て藤田家に入りました。(『大正名器鑑』)