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茶道具

朝鮮

高麗青磁平茶碗 こうらいせいじひらちゃわん

高麗青磁は、十世紀頃から十三世紀末までの高麗時代を通じて朝鮮半島で焼かれ、前期のものは中国龍泉窯風の陰刻・陽刻文、中期以降は白色・黒色を象嵌した独特の象嵌青磁が多くなります。古来わが国で高麗茶碗として貴ばれたものはほとんどが李朝前期のもので...
大名物

高麗白天目茶碗 こうらいしろてんもくちゃわん

大名物。『大正名器鑑』では、ただ白天目の部に入れ、瀬戸天目としています。堅い上味、高台の畳付と内部の目痕、高台の竹の節など、すべての条件は朝鮮半島製を証しています。おそらく白釉系、つまり粉引・刷毛目系の窯でつくられたもので、器形と白釉から、...
朝鮮

高麗色替玉子手茶碗 こうらいいろがわりたまごでちゃわん

外部の半面が枇杷色、半面が青色なので色替りと呼ばれたのでしょう。熊川形の茶碗ですが、熊川のような紫褐色の上ではなく、したがって熊川のように紫色に肌が変化しません。堅手の素地が窯中の炎の性質、すなわち酸化焔(空気の量の多い側)か還元焔(空気の...
お話

勾当 こうとう

勾当 こうとう赤楽茶碗。長次郎作。名物。同じ赤楽で長次郎七種の「検校」に次ぐという意味で、盲僧官位の検校の次位である勾当より命銘されました。薄造りで、口縁は一部やや端反り、赤い素地に失透釉がかかり、釉肌はカセて微妙な色合いを呈します。土見で...
中国

古赤絵雲屋台鉢子茶碗 こあかえくもやたいはちのこちゃわん

中興名物。中国の明代初期の染付に、雲堂手という一種があり、楼閣山水を描きますが、この赤絵もその様式を受けていますので、明代中期頃の焼成と考えられます。ふつう古赤絵といえば、弘治・正徳年間1488-1522の作品をさしていますが、この一碗はそ...
朝鮮

玄悦御本茶碗 げんえつごほんちゃわん

江戸のはじめ、朝鮮の釜山にあった和館は、日本の大使館のような役割を果たしていましたが、ここではまた日本からの茶人の注文によって、御本茶碗が焼成されていました。日本から渡った作陶の指導者・責任者の名を付けた御本茶碗が生まれてくるわけですが、玄...
日本

黒織部茶碗 くろおりべちゃわん

黒織部茶碗黒釉の一部を窓抜きにし、さらに一部に文様を白抜きにしています。斬新で近代的な意匠です。日本の茶道は、初期には唐物崇拝に始まり、天目・青磁などが愛用され、やがて佗び茶の誕生とともに、渋い趣ある高麗茶碗に好みが移り、佗び茶の完成期には...
中興名物

思河 おもいがわ

唐津焼茶入。 中興名物。思河は筑前国筑紫郡にあって、また逢初川とも漆川とも呼ばれる。 古歌に思初川、思川とあるので、小堀遠州が『壬生集』家隆の歌「思河まれなる中に流るなりこれにも渡せ鵠の橋」に因んで命銘しました。 箱蓋裏 […]
朝鮮

金海洲浜茶碗 きんかいすはまちゃわん

口造りは洲浜形で薄造り。釉がたっぷりして総体に失透ぎみで、薄青みのうちにほんのり赤みがあります。肌内外に轆轤目の釉筋が陰見し、腰から下にかけて金海窯の特色である赤みが薄く出て、趣が深いです。高台は高くがっしりした造りで、二ヵ所に切り込みがあ...
朝鮮

錐呉器 きりごき

付属物箱 黒柿几帳面面取 書付 穣翠亭吟秋筆伝来尾州神戸穣翠亭寸法高さ:8.2~8.5cm 口径:12.3~12.9cm 高台径:5.3cm 同高さ:1.2cm 重さ:390g 錐呉器の名については、見込み茶溜りが錐で突いたように凹んでいま...