金継ぎを受け賜っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

陶芸

お話

大高麗 おおごうらい

大名物。朝鮮茶碗、名物手井戸。一名荒木高麗。大井戸の高麗茶碗であるから大高麗といわれます。また荒木村重が所持したので荒木高麗の一名があります。総体に枇杷色で少し青味を帯びたところがありますが、釉色の変化が割合に少なくおとなしい茶碗であります...
お話

大塚啓三郎 おおつかけいざぶろう

下野国(栃木県)益子焼の祖。十六、七歳の頃笠間(茨城県笠間市)の宝田院で書法を学んだが、住職が笠間侯の御用窯に関係があったので陶業の有利なのを知り、その後大塚氏の養子になってから自分で開業することを企て、養父から三十両の資本金を得て山前村大...
お話

大江 おおえ

中興名物。国焼茶入、膳所焼。大江は滋賀県大津市瀬田の地名で、膳所産の茶碗であるところからとって銘としました。総体に奇麗な出来であります。もと小堀遠州所持、没後松平備前守に譲られ文化年間(1804-18)松平不昧の蔵となりました。当時三百五十...
お話

大坂肩衝 おおさかかたつき

名物。漢作肩衝茶入。名称の由来は明らかでありませんが、原所持者の古田織部が大阪で見出したからではないかといわれます。総体に箆目が多く裾のあたりに高く土が見えて景色に富んだ茶入であります。織部から紀州藩祖徳川頼宣に伝わり、のち次男の左京大夫頼...
お話

大津 おおつ

おおつ 大津大津瀬戸金華山窯茶入、大津手本歌。中興名物。『茶器目利集』によれば「これは江州大津にて取出し、遠州公へ銘を乞ふ、其まま大津と号けらる」とあり、遠州が見出した地名に因んで命銘されたことが知られます。文化の頃、松平不昧はこの茶入と ...
お話

江戸唐津 えどがらつ

名物。唐津焼茶碗。明治初年東都の茶人が競って唐津茶碗を好んだ頃、同好が皆この茶碗を江戸第一に推したのでしまいに呼銘となったものです。もと野村儀兵衛所持、のち近藤家に入りました。(『大正名器鑑』)
お話

絵三島 えみしま

胎土の上に白土を塗抹し、その上に鉄釉で文様を描き上釉を施して焼成したものです。絵高麗から変化したものとみなされ、朝鮮の鶏竜山などで多量に焼かれました。文様は蓮花・牡丹・唐草・草葉・菱形・魚などで非常に豪宕勁健の風があります。刷毛目鉄砂・絵刷...
お話

甕 おう

かめ。瓶。中国では神農氏に始まると伝えられています。辞書を点検すると甕・奮・甑・嬰・兌などみなほぼ同物。坂と同形の瓶であります。わが国ではミカ一・ホトギなどがその他各種の容器類と共に『延喜式』の調貢品中に列挙され、後世の硬焼の瓶では信楽・伊...
お話

江戸川製陶所 えどがわせいとうしよ

明治初期東京市牛込区新小川町二丁目十番地(新宿区)にあった工場。江戸川(神田川)に沿い傍に地質調査所の窯がありました。本製陶所の所長は塩田真、技師長納富介次郎、職工長加藤友太郎、主な画工に大出東皐・羽田簡二かおり、工人約八十余名。1877年...
お話

衛門坂古窯址群 えもんざかこようしぐん

静岡県袋井市岡崎に所在する須恵器窯跡群。既発見窯跡は総数四基の小群でありますが、その成立年代は六世紀前半までさかのぽり、東海地方の須恵器窯としては愛知の東山窯、三重の久居窯などに続く時期のものであります。衛門坂窯の近くには清ヶ谷古窯址群(袋...