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やきもの

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魁翠園焼 かいすいえんやき

江戸角筈(新宿区)にあった美濃国(岐阜県)高須藩主松平義建の下屋敷において焼かれたものです。1851年(嘉永四)4月、瀬戸の陶工川本友四郎(貞二)が初めて招聘されてこの御庭窯に従事しました。その製は瀬戸風の染付磁器で、人物などの種種の小置物...
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をはりの花 おわりのはな

書名。瀬戸焼に関する書で花の巻(陶工系譜)・烏の巻(雑録)・風の巻(陶工銘款)・月の巻(陶器図集)の四~巻でできています。刑部陶痴の稿本『瀬戸の花』を土台とし、加藤弓影・坂野陶林がこれに新資料を加え、柴山準行の校閲を経て1902年(明治三五...
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躍り箆 おどりべら

轆轤に器物を据えて削りを入れる場合、箆の当たる角度が大きくなりますと、箆は轆轤の回転に撥ね上げられて肌に手斧をかけたような削り目が付くことがあります。これを蹟り箆または飛びがんなといいます。もちろん初めは偶然に生まれた現象でしょうが、のちに...
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オホ一ツク式土器 オホ一ツクしきどき

北海道の先史時代土器。単純な深鉢形土器が多く、細い中空の管から押し出して付けたチュ一ブ文様を特徴の一つとします。古くても二、三世紀以降、下っては奈良・平安時代といわれます。樺太・千島・北海道北東岸に分布し、この土器を使用した文化をオホ一ツク...
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織部焼 おりべやき

瀬戸系の陶窯で茶人古田織部正の好みによって焼成された陶器。今でいう織部焼は本来の織部焼の一部分だけについていう名称で、本来の織部焼はいわゆる志野焼を包含し、安土・桃山時代の瀬戸焼の主流となるものであります。織部焼の盛時は瀬戸窯芸史を通じて最...
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貝塚焼 かいずかやき

和泉国貝塚御坊願泉寺(大阪府貝塚市)の御庭焼。尾形周平が指導していました。
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音羽手 おとわで

破風窯茶入の一手。この手の名物には本歌音羽山・児手柏が現存し、関寺・若葉は存滅が明らかでないようです。土は薄赤または浅黄色、糸切は尋常で口造りの捻り返しがよく、下釉は濃い柿色の滑らかな釉立てであります。また薄柿色・薄墨色の釉もあり、上釉は黒...
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女郎花肩衝 おみなえしかたつき

中興名物。古瀬戸肩衝茶入。小堀遠州の選んだ銘であります。小形でやさしいこの茶人には最もふさわしい銘といえます。伊勢国神戸(三重県鈴鹿市神戸)の城主本多伊予守所持、のち松平不昧、岡田伊勢守、京都東本願寺、藤田平太郎家と転伝しましたが、井上薫の...
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尾呂窯 おろがま

尾張国(愛知県)の古窯。現在の瀬戸市下半田川町尾呂にあったもので、江戸時代に当時の禁制を犯して密造したいわゆる隠れ窯の一つであるといわれます。享保(1716-36)初年以後のものらしいが確かな創業年代は不詳。三右衛門と六兵衛という者がこれを...
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回青 かいせい

回教地方から中国の明朝に渡来した呉須青料で、ペルシア人あるいはアラビア人などが陸路および海路より盛んにもたらしました。その年代と通路とによってそれらの名称および性質に区別があります。磁器においては青料模様の上に施釉するので釉裏青あるいは青花...