金継ぎを受け賜っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

やきもの

お話

鳩渓 きゅうけい

銘。讃岐国志度(香川県大川郡志度町)の源内焼の器にこれがあります。元来鳩渓とは源内焼の創始者平賀源内の別号でありますが、この銘があるものは平賀源内より時代があとであります。おそらくは後代の一陶工の用いたものであるでしょう。(『陶器講座』五)
お話

烏丸肩衝 からすまるかたつき

大名物茶入北野肩衝の旧名。※きたのかたつき北野肩衝 きたのかたつき
お話

唐津焼 からつやき

肥前国(佐賀県)の陶器。【起原】伝えるところによると、およそ千七百年の昔にさかのぼります。神功皇后の三韓征伐の際、三韓の王子を人質として連れ、肥前国(佐賀県)草野郷に凱陣し、三王子の住居を佐志郷(唐津市佐志)内に置き、武内宿禰はこの三王子に...
お話

伽藍積 がらんずみ

窯積方法の一種。肥前有田地方の丸窯では天秤積が複雑に進んで伽藍積となっている。寺院の斗棋に似ているのでこう名付けられたもの。雲手などとも呼ぶ。
お話

ガレナ(Galena)

硫化鉛(PbS)。粗陶器釉薬原料としてイギリスで多く用いられる。鉛含有量八〇パーセント以下の純度のものが普通である。ガレナ中の硫黄は釉に不透明個所を生じさせることがあるので精陶器には用いることができない。また硫酸アルカリを構成するのでフリッ...
お話

何晒 かろう

名物。朝鮮茶碗、青井戸。旧名竹屋井戸。銘は『論語』子竽第九「子、九夷に居らんと欲す。或るひと曰く、晒しきことこれを如何せん。子曰く、君子とれに居らば、何の晒しきことかとれあらん」の故事に因む。また京都の道具商竹屋忠兵衛のもとにあったので竹屋...
お話

顔回 がんかい

名物。瓢箪茶入、薩摩焼。銘はその瓢箪形から『論語』の「子曰く、賢なるかな回や、一箪の食、一瓢の飲もて晒巷に在り。人はその憂いに堪えざるも、回はその楽みを改めず。賢なるかな回や」を連想して名付けたのであるでしょう。瓢形としては胴の括れが少なく...
お話

玩貨名物記 がんかめいぶつき

名物記の一種。1660年(万治三)刊行。小堀遠州が見聞した名物記録を補充したとの序文がありますが、編者不明。刊本名物記としては最初のもの。内容は懸物・懸絵・茶入・花入・茶碗・釜・水指その他に分類され、「御物分」とあるのは徳川将軍家の所有品。...
お話

含珠焼 がんじゅやき

1887年(明治二〇)頃佐賀県杵島郡小田志村(武雄市西川登町小田志)の樋口治実(棣花堂)の創始。螢手のように透明な部分のある磁器で、特許第四〇五号「磁器に透明紋様を顕わす方法」(1887年、明治二〇年一二月二日)によったもの。しかし製作に当...
お話

上林井戸 かんばやしいど

名物。朝鮮茶碗、古井戸。上林家が所持していたのでこの名があります。六地蔵に類してどっしりとして貫録のある茶碗。もと豊臣秀吉所持、のち京都上林家に伝わりその後三井家に移りました。(『大正名器鑑』)