顔回 がんかい お話marusankakusikaku X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2011.05.112023.07.06 名物。瓢箪茶入、薩摩焼。銘はその瓢箪形から『論語』の「子曰く、賢なるかな回や、一箪の食、一瓢の飲もて晒巷に在り。人はその憂いに堪えざるも、回はその楽みを改めず。賢なるかな回や」を連想して名付けたのであるでしょう。瓢形としては胴の括れが少なく極めて気の利いた形で、総体に青釉掛かり、肩先に青釉の一なだれがあります。片桐石州の旧蔵、のち森岡家に入りました。(『大正名器鑑』)