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茶の湯

日本

小田原 おだわら

小田原一重切竹花入。利休作。「小田原」の銘は、小田原北条氏攻略の陣中でつくられたとの由緒によるものでしょう。韮山竹の三作と竹質が違っているのは、伐った場所が異なるのかもしれません。上部に輪を残して花窓...
亜州

淡路屋舟 あじあわじやぶね

淡路屋舟砂張舟花入。大名物。「松本舟」「針屋舟」とともに天下三舟の一つ。これに「艦」「茜屋舟」を加えて五舟といいます。砂張は錫と銅の合金で、錫の含有量が多いほど表面はガラス張りのように透明となり、その...
中国

茜屋舟 あかねやぶね

茜屋舟砂張舟花入。「茜屋舟」の銘は所持者名と思われます。天正五年の年紀のある『茶湯道具名寄』によると、茜屋は二家あり、宗佐と宗休(吉松)の二人が同時代の人としてあげられており、前者は唐物「茜屋柿」、後...
お話

紹鴎 じょうおう

武野紹鷗武野紹鷗 たけのじょうおう茶道初期の茶人。利休の師。1502年(文亀二)生まれ。姓は武野、名は仲村。童名松菊丸、通称新五郎。大黒庵・一閑と号しました。若狭国(福井県)武田氏の流裔。父信久の代に...
お話

珠光 じゅこう

茶の湯の祖。村田 珠光 むらた じゅこう1422年(応永二九)の生まれ。独芦軒・南星と号し、また別に香楽庵休心法師と称したとも伝えられます。幼名茂吉。奈良の村田杢市検校の子。十一歳の時興福寺下称名寺の...
お話

足利義政 あしかがよしまさ

足利 義政足利八代将軍。一四三五年(永享七)生まれ。六代義教の次男。兄義勝のあと九歳で家督を継ぎ十五歳で将軍職につきましたが、幕府の補佐に人を得ず将軍としての政治能力を欠き、飢饉(ききん)疫病の天災が...