お話 付藻茄子 つくもなすび 大名物。漢作茄子茶入。付藻はまた江沢藻・江浦草・作物などの字を当てます。別名松永茄子・九十九髪。『総見記』所載の相国寺惟高和尚の記文に、「鹿苑相公(足利義満)、内野の戦場に向ふ時、金甲の裏にこれを繋けて身に随ぶ。その御愛保重せられしこと知る... 2011.07.07 お話原色陶器大辞典大名物大正名器鑑茶入
お話 茶壺 ちゃつぼ 極めて広義には茶を入れる壺の意に用いることがありますが、抹茶を入れるのを茶入といい、葉茶を入れるのを茶壺といいます。葉茶壺または真壺といい、古くは大壺ともいきました。真壺というのは真焼の壺の意であるでしょうか。葉茶を入れておく陶壺であるから... 2011.07.06 お話原色陶器大辞典
お話 旦入 たんにゅう 楽家十代。九代了入の次男。初め市三郎、通称惣治郎・左兵衛、のち吉左衛門、譚は喜懐。旦入の名は吸江斎から宗旦の一字を与えられたものといいます。1811年(文化八)十七歳で家を継いでします。作行は父了入に似て素直でありますが、釉掛けは淡いきらい... 2011.07.05 お話人物原色陶器大辞典
お話 谷大海 たにたいかい 名物。古瀬戸大海茶入。小堀遠州の箱書付には大と口との二字を一字に合わせたようにみえ、また『小堀御遺物道具』には「大海大口稲留安左衛門」とありますので、この茶入はもと樋口某の所持したものかと思われます。遠州ののち稲留安左衛門、さらに諸家を転々... 2011.07.04 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 種子茄子 たねなすび 名物。漢作茄子茶入。種子島左近家所持、1825年(文政八)島津家久が同家より召し上げ、以来島津家に伝来。(『大正名器鑑』) 2011.07.04 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 玉垣文琳 たまがきぶんりん 大名物。漢作文琳茶入。『茶伝記録』に「伊勢より出たるによりかく名を云ふや」とありますので、伊勢神宮の玉垣に因んだ名であるでしょうか。『松屋日記』には「玉垣と珠光文琳と羽室文琳、此三つ天下に無隠文琳也」とあります。口造りは厚手で、捻り返しは浅... 2011.07.04 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 玉津島 たまつしま 名物。破風窯茶入、凡手。銘は『玉葉集』崇徳院御製「過ぎがてにみれどもあかぬ玉津島むべこそ神の心とめくれ」によります。もと丹波園部家(のちの小出家)伝来、後年岩崎家に入りました。(『大正名器鑑』) 2011.07.04 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 玉村 たまむら 名物。真中古茶入、大覚寺手、大海。小堀政房筆箱書付に「うつろはて庭おもしろき初雪におなじ色なる玉村のさと」とあります。小堀遠州所持、のち江戸の御典医岡玄斎を経て岩崎家に入りました。(『大正名器鑑』) 2011.07.04 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 狸香合 たぬきこうごう 交趾焼。型物香合番付では前頭六枚目、しかし交趾香合中最も古作といいます。小堀遠州時代の注文品であるだろうともいいますが、その当時のものであることは間違いないでしょう。番付にも色絵と特に記しているように、色彩の鮮やかなことは抜群であります。伊... 2011.07.04 お話原色陶器大辞典
お話 田村文琳 たむらぶんりん 名物。漢作文琳茶入。田村は原所持者の名であるが何者であったのか明らかでなく、明治の田村子爵家の祖田村左京太夫が所持していたものではないかと推測されるだけであります。竹丹州土屋左門を経て松平上野介に伝わったもののようであります。のち江戸十人衆... 2011.07.04 お話中国原色陶器大辞典名物大正名器鑑茶入茶道美術鑑賞辞典