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陶芸

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黒牟田 くろんだ

肥前有田の製陶地。いわゆる外山の一つで、その歴史は有田(内山)と等しいですが、有色陶器時代は有田より早かったようであります。古窯址かあります。皿づくりの名所で、有田皿山で難しいとされた四尺口の皿をつくりました。その他六角・八角・長角・四角お...
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珪石 けいせき

石英粒が珪酸質成分で膠着されたもので、陶磁器工業では釉薬などの要素となります。主要産地は福島県伊達郡川俣町、大阪府北河内郡四条畷町、愛媛県今治市大三島町、岐阜県多治見市小名田町、同鳥屋根など。京都市東山区山科日の岡産の通称日の岡という珪石は...
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クレタ先史土器 くれたせんしどき

紀元前2500年頃の地中海文明にはキクラデスの土器があります。オリエントに似たくちばし壺・子持ち壺などがつくられ、幾何学文が施されました。のちにはクレタの影響によって渦巻文・植物・鳥などが描かれます。クレタ島では刻文が最初の装飾でしたが、紀...
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桑名焼 くわなやき

伊勢国桑名(三重県桑名市)の陶窯。『森田久右衛門日記』の延宝六年(1678)9月4日の条に桑名焼見物の記事があるようで、その時分のやきものは以前尾張国(愛知県)より来て焼いたものに比べて出来が悪いといわれると記しています。同書のほかには未だ...
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慶田窯 けいだがま

鹿児島市清水町の田之浦陶器所。もとこの窯は瀬島熊助の開窯にかかり、1892年(明治二五)慶田茂平がこれを引き受け、1894年(同二七)より茂平の甥慶田政太郎がこの業を継いでいます。政太郎は1924年(大正一三)没してその子恭輔が工場を経営。...
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倉田久八 くらたきゅうはち

松濤亭または阿山と号します。伊勢国(三重県)阿漕焼の創始者。津の人。やきものを好み長崎の宝山藤樹からその法を受け、1853年(嘉永六)業を安東焼の窯跡に起こしたが業績が悪く、1887年(明治二〇)窯をもと工場の職工長であった市川岩吉に譲らざ...
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呉羽焼 くれはやき

富山市近傍呉羽山の陶。1897年(明治三〇)大場彦三郎がこの地に陶土を発見し、煉瓦で立窯を築き、石川県大聖寺から山崎兵松・得能房吉などを招いて創業したが三年で廃業。(『越中製陶史稿』)
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桑山 くわやま

名物。朝鮮茶碗、真熊川。もと桑山左近が所持していたのでこの名かおります。総体はやや締まった感じで、景色はおもしろく、鏡落ちの極めて小さいことが特徴。のち岩田宗孝を経て安永(1772-81)頃松平不昧の蔵となり、1888年(明治二こ平瀬露香の...
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蔵帳 くらちょう

茶道具の所蔵目録を蔵帳といいます。これを名物帳または道具帳と呼ぶこともあります。古く遠州蔵帳・八幡蔵帳・土屋蔵帳・雲州蔵帳・神尾蔵帳・酒井蔵帳・矢倉蔵帳などが有名であります。その記帳整理方法は一定しませんが、いわゆる名物区分に従い品類に分け...
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黒 くろ

陶磁器でいう黒とは、深青色つまり暗褐色で、真の黒釉・黒素地というものはないようです。黒は次の三つに分類できます。一、特に着色剤を加えず焼成中に生じる黒。また煤の多い焔からの炭素が器物の小孔中に入り、表面の熔融と共に固着すると黒色が生じます。...