お話 木楽印 きらくいん 楽九代了入の用いた印の内「楽」宇の下のホを正しく「木」の字に書いたものをいいます。内裏の儒臣小沼日向守の筆になるものだといいます。(『楽陶工伝』) 2011.05.31 お話原色陶器大辞典
お話 銀化 ぎんか 中国漢代の鉛釉陶器やペルシアの陶器あるいは古代エジプトのガラスなどには、変質して美しい神秘的な銀色になっているものがあります。この現象を銀化といいますが、別に銀が吹き出した訳ではないようです。釉やガラスが長い間風化されて薄い層に分かれますと... 2011.05.31 お話原色陶器大辞典
お話 金沙寺の僧 きんさじのそう 中国宜興窯の茶壺を創始したと伝えられる金沙寺は江蘇省宜興の東南約二五キロにあります。この僧の名は不明。手づくりで茶壺を製造し、宜興窯の工人がそれを模して以後代々名手を続出しました。(『陽羨名陶録』) 2011.05.31 お話原色陶器大辞典
お話 きらず土 きらずつち 豆腐釉、俗にいう卯の花 きらずのような感じの土のこと。小砂粒を含んだ土であります。いわゆる伯庵十誓の一つに数えられます。志野焼ではこの土のものを最上品とします。 2011.05.31 お話原色陶器大辞典
お話 径山寺 きんざんじ 名物。薩摩焼茶碗。外側に径山寺の景色が描かれているのでこの名があります。総体に白地の鮮麗な肌に見事な朱および群青で堂塔を描いています。片隅に薄く見える吉覚の二字はこの茶碗を好んだ人の自署であるでしょうか。寛政(1789-1801)から文政(... 2011.05.31 お話原色陶器大辞典
お話 狂言袴 きょうげんばかま 雲鶴筒茶碗 銘 疋田筒雲鶴筒茶碗 銘 疋田筒高麗やきものの一手で、その文様から狂言袴と名付けられたが質は雲鶴手であります。狂言袴の名は小堀遠州が命じたもののようで、青磁様の薄鼠の地に白象嵌で花のような雲鶴丸文があるのが当時の狂言師の袴の文様... 2011.05.30 お話原色陶器大辞典
お話 京都市陶磁器試験場 きょうとしとうじきしけんじょう 1889年(明治二二)京都における第四回内国勧業博覧会の成績によりますと、京都産の陶器は保守的で他府県の進出に比して旧来の声価を維持し難くなりましました。そこで錦光山宗兵衛ら有志者の運動により、1896年(同二九)五条坂に試験場を設立し、場... 2011.05.30 お話原色陶器大辞典
お話 京都陶器株式会社 きょうととうきかぷしきがいしゃ 京都深草(伏見区)にあってわが国で初めて工場組織で磁器を製造しました。創立年次は不詳だが1880、1年(明治二二、四)あるいは1885年(同一八)頃といいます。そのフランス型倒焔式円窯はわが国最初のものです。のち廃業。(『日本窯業大観』) 2011.05.30 お話原色陶器大辞典
お話 曲筆描き きょくひつがき 細く深い器物の内側に細字・細画などを描くことをいいますが、これには釉先を直角に曲げた筆を用いて描くところからこの名があるものと思われ、江戸時代末期の染め付けなどによくこの手法が用いられましました。現在でも九谷焼の上絵付などに用いられています... 2011.05.30 お話原色陶器大辞典