お話 麒麟手 きりんで 中国製青磁の一種。また硯屏手ともいいます。共にわが国での俗称。地文に麒麟・鳳凰・雲鶴などの浮文のあるものをいいます。香炉・鉢などがあります。砧に劣らない作だともいい、あるいは七官の下手だともいいます。(『銘器秘録』『青甕説』) 2011.05.31 お話原色陶器大辞典
お話 木原窯 きわらがま 肥前国東彼杵郡木原山(長崎県佐世保市木原町)の陶窯。磁器産地として平戸焼の一分脈であるが製出品は多く下手ものです。むしろ注目に値するのは磁器以前の朝鮮風の陶器で、佐賀・長崎両県境付近の古窯址群中で無視できないものであります。同地の伝説によれ... 2011.05.31 お話原色陶器大辞典
お話 錦光山 きんこうざん 京都粟田(東山区)の陶家。粟田陶工の旧家の一つで、慶長(1596-1615)の頃よりすでに製陶に従ったといいます。正保の頃(1644-8)初代小林徳右衛門が粟田口に窯を築き鍵屋と号しました。二代もまた徳右衛門といいます。元禄年間(1688-... 2011.05.31 お話人物原色陶器大辞典
お話 金液 きんえき 水金ともいいます。金液は陶磁器彩飾の仕上げに用いられる上絵具の一種で、主として洋風食器類に多く用いられるがわが国においても九谷焼などの極彩色の器物には古くから使われてきました。その主成分は油溶性のテルペン(金化合物)で、これに金膜の密着性・... 2011.05.31 お話原色陶器大辞典
お話 金谷焼 きんこくやき 修験者横井金谷のつくったものです。金谷は近江国(滋賀県)山田の人で、初め僧となったが改宗して修験者となりましました。画を蕪村に学び特に山水に巧みでありましました。四十歳を過ぎて名古屋に移り住吉町大宝院に入りました。ときどき瀬戸に来ては陶器を... 2011.05.31 お話原色陶器大辞典
お話 器楽 きらく 銘。その器についてモースは、華やかな色と金とで装飾した硬質の磁土でつくった茶碗であるようで、山城国(京都府)の産で、1870年(明治三)頃から起こったものと推定されるとしています。(『日本陶器目録』) 2011.05.31 お話原色陶器大辞典
お話 金花 きんか 金で描いた模様、すなわち金を焼き付けた餓金や描金の模様のことをいいます。中国における金花の法は古く北宋時代から行われています。朝鮮ソウルのソウル博物館にあった紅定金彩文の天目茶碗、箱根美術館の黒定金彩文の碗などがその古い例といえましょう。北... 2011.05.31 お話原色陶器大辞典
お話 銀彩 ぎんさい 中国清朝乾隆年代(1736-95)の唐窯の新製で、銀を焼き付けたものです。『宋会要』に銀塗りの越器という語がみえます。これは銀の焼付のことであるでしょうか、詳細は不明。もし銀焼付ならばすでに宋初に存在していたことになります。(尾崎洵盛) 2011.05.31 お話原色陶器大辞典